質問
調布くすのき法律事務所では、どのようなことを信条として顧問弁護士として業務をされているのでしょうか。
回答
弁護士の狩集です。
当事務所の顧問契約の概略については、当事務所のHPをご参照ください。
http://kusunoki-kigyouhoumu.com/wordpress/fee/
以下は、私の私見を述べさせていただきます。
私は、中小企業経営における諸問題について、気軽に相談を受けられる弁護士でありたいと思っています。
中小企業経営においては、取引上のトラブル、契約書のチェック、労務問題、取締役との関係、各種損害賠償請求等様々な法的なトラブルが発生します。
それだけでなく、従業員のモチベーションの問題、会社の将来像が描けない、資金繰りの問題、ご夫婦の問題等、誰かに聞いてもらいたいけど安心して話せる人がいない経営者様も多いのではないでしょうか。
「経営者は孤独である」といわれます。毎月会社に来られる税理士さんが話し相手になっているケースもあるかもしれませんが、実際に来るのは税理士事務所の従業員さんで、とても話し相手にならないということもあるかもしれません。
私自身が他の方に比べると心を開いて人に接しているからかもしれませんが、経営者様から安心してお話をいただいております。時には私自身の経営上の悩みもお話しして、問題解決にご協力いただくこともあります。顧問契約をご検討いただいているお客様からは、事業全体のみならず、お客様自身のお話も丁寧に伺います。
当事務所では、外部講師による経営者向けのセミナーや経営塾を運営しており、私自身も経営の勉強を重ねており、経営者様の現在の問題に何らかのヒントを差し上げることができるかもしれません。
経営者と弁護士が互いを尊重し、高め合い、様々なお話をして、よりよい会社作りをすることが私の理想です。10年、20年経って、お酒を飲みながら、あの時は大変であったがお互い頑張りましたね、などと話してみたいものです。
現在、法的な問題に見舞われていない会社様にあっても、将来何が起こるかはわかりません。現状で少しでも気になっていることがあれば、お早めに相談されることをお勧めします。問題が発生して対応するのでは遅かったケースも何度も見ています。
経営者の方はせっかちな方が多いです。顧問先様対応はスピードが命ですから、顧問先様には私個人の携帯電話の番号をお教えして、スピード対応を心がけております。仮に私が不在でも、弁護士が複数おりますので、十分にご対応することができます。
なお、顧問料が高いかどうかについては、評価が分かれると思いますが、会社内に法務を担当する方がいらっしゃらないのであれば、会社のために親身になって活動する弁護士を法務の社員として雇用したと考えていただければ、月額5万円、年間60万円の顧問料はそれほど高くはないと考えられないでしょうか。